初ジャカ|ペットと暮らす
犬・猫と一緒にジャカルタ赴任ペットとインドネシアへ
家族の一員の犬や猫と一緒に赴任したい。そう考える方は少なくありません。ただし手続きには数か月かかり、いちばん大事なのは日本を出る前の準備です。インドネシアへの入国、日本への帰国、ペットと住むアパート選びまで、流れに沿ってまとめました。
- 4か月以上前準備を始める目安
- 0.5 IU/ml以上狂犬病の抗体価(日本・インドネシア共通)
- 約7〜14日ジャカルタ到着後の検疫
- 180日帰国時の待機 — 日本で検査を済ませれば不要
まず知っておきたい3つのこと
- 1帰国のことまで考えて、日本で準備する
インドネシアは日本の農林水産大臣が定める「指定地域(狂犬病の発生のない地域)」ではありません。現地から日本へ連れて帰るには、抗体価検査のあと180日の待機が必要です。日本を出る前に検査まで済ませておけば、帰国時にこの待機は不要になります。
- 2インドネシアは「輸入許可」と「到着後の検疫」が必要
犬・猫はインドネシア政府の輸入許可を事前に取り、ジャカルタのスカルノハッタ空港に到着後、検疫施設で一定期間過ごします。
- 3条件は変わることがある
検疫のルールは見直されることがあります。日程を決める前に、動物検疫所・インドネシアの検疫当局・ペット輸送業者に最新の条件を確認しましょう。
日本を出る前にやること
日本の動物検疫所が案内している、帰国をスムーズにするための手順です。インドネシアの入国条件とも重なるので、まとめて進めましょう。
マイクロチップを装着
いちばん最初国際規格(ISO 11784/11785)のマイクロチップを動物病院で装着します。この番号が、以降のすべての書類の「身分証明」になります。
※ ワクチンより前に装着します。順番が逆だと、ワクチンが認められないことがあります。
狂犬病ワクチンを2回接種
30日以上あけて1回目は生後91日以上で接種し、2回目は1回目から30日以上あけて、1回目の有効期間内に接種します。
抗体価検査(採血)
0.5 IU/ml以上農林水産大臣が指定する検査施設で、狂犬病の抗体価が0.5 IU/ml以上あることを確認します。この採血を日本で済ませておくことが、帰国時に180日待たずに済むポイントです。
※ 検査結果の有効期間は採血日から2年間です。
インドネシアの輸入許可を申請
数週間かかる抗体価検査の結果などをそろえて、インドネシア政府の輸入許可を申請します。現地の業者を通して申請するのが一般的で、取得まで数週間かかります。
出国前の検査と健康証明書
14日前までに申請動物検疫所で出国前の検査(犬は狂犬病とレプトスピラ症、猫は狂犬病)を受け、輸出検疫証明書を受け取ります。これがインドネシアに提出する政府機関の証明書になります。
※ 輸出検査は検査希望日の14日前までに申請します(2027年1月からは犬は14日前までの申請が義務)。混み合っているので、渡航日が決まったらすぐに申請しましょう。
インドネシアに入国するときの条件
インドネシア側で求められる主な条件です(2026年10月時点の一般的な内容)。
- マイクロチップの装着(ワクチンより前)
- 不活化の狂犬病ワクチン — 到着の30日以上前、かつ1年以内に接種
- 狂犬病の抗体価検査 0.5 IU/ml以上 — ワクチン接種から30日以上たってから採血
- インドネシア政府の輸入許可 — 到着前に取得(空港では取れません)
- 出発国の政府機関が証明した健康証明書(日本では動物検疫所の証明書)
ジャカルタのスカルノハッタ国際空港から入国し、到着前に検疫所へ到着予定を連絡します。
書類がそろっていれば、検疫期間はおよそ7〜14日です。期間中は原則として飼い主が付き添うことはできません。
検疫の間は、ペットをアパートに連れて行けません。ご自身の入居日と、ペットを迎える日を分けて計画しておくと安心です。
日本へ連れて帰るとき
- 日本到着の40日前までに、到着空港の動物検疫所へ事前届出
- ワクチンの有効期間を切らさないよう、現地で追加接種を続ける
- 出発前にインドネシアで検査を受け、政府機関の証明書と、インドネシアの輸出許可を取得
- 条件を満たせば、日本到着時の係留は12時間以内
- 現地でマイクロチップ → ワクチン2回 → 指定検査施設での抗体価検査
- 採血日から180日以上、インドネシアで待機
- 待機が足りない分は、日本の動物検疫所の施設で係留(最長180日)
- 急な帰任が決まると間に合わないことがあります
抗体価検査の有効期間は採血日から2年です。それより長く滞在する場合は、ワクチンを途切れなく追加接種したうえで、有効期間内に現地で2回目の検査を受けます。条件を満たせば、改めて180日待つ必要はありません。詳しくは動物検疫所にご確認ください。
ペットと住むアパートを選ぶとき
ペットを飼えるかどうかは、建物の規則とオーナーの考えの両方で決まります。物件ごとに違うので、お部屋探しの最初にお伝えください。
- 建物の規則でペットが認められているか(管理会社=ビルマネジメントの規則)
- オーナーが了承しているか — 契約書に書面で残す
- 犬の大きさ・種類・頭数に制限がないか
- 共用部(ロビー・エレベーター)での決まり(抱っこ、リード、使えるエレベーターなど)
- 退去時のクリーニングや、傷・汚れの扱い
メゾンマップのお問い合わせフォームでは、ペットと住む予定かどうかを選べます。担当スタッフが条件に合う物件を探し、建物の規則やオーナーの了承についても確認します。退去時の準備は退去時の事前準備もご覧ください。
公式情報・確認先
よくある質問
Q準備はいつから始めればいいですか?
出発の4か月以上前が目安です。マイクロチップ、ワクチン2回、抗体価検査、輸入許可の取得と、それぞれに待ち時間があります。
Q日本へ帰国するとき、180日待たないといけませんか?
日本を出る前に、マイクロチップ・ワクチン2回・指定検査施設での抗体価検査まで済ませておけば、海外での180日待機は不要です。現地で初めて検査する場合は、採血日から180日以上の待機が必要です。
Qジャカルタの検疫中にペットに会えますか?
検疫期間(書類がそろっていればおよそ7〜14日)は、原則として飼い主が付き添うことはできません。
Qペット可のアパートはありますか?
建物の規則とオーナーの了承の両方が必要で、物件ごとに条件が違います。お問い合わせの際に「ペットと一緒に住む予定」とお知らせいただければ、条件に合う物件をお探しします。
Q手続きは自分でできますか?
日本側の手続きはご自身でも進められますが、インドネシアの輸入許可は現地の業者を通して申請するのが一般的です。ペット輸送業者にまとめて依頼する方も多くいます。
このページは2026年10月時点の公開情報をもとにした概要です。検疫の条件は変更されることがあります。日程を決める前に、必ず農林水産省 動物検疫所、インドネシアの検疫当局、ペット輸送業者で最新の条件をご確認ください。
公開:2026年10月29日
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建物の規則やオーナーの了承も、担当スタッフが確認します。